天命
TEAM A☆H☆O レース報告会
報告会は全日程終了しました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました
期間限定 無料公開中!
映画 LIFE TREASURE 1&2
TEAM A☆H☆Oのゴビ砂漠レース250km
全員完走を記念して
ドキュメンタリー映画2作品を無料公開中です!
本気で挑戦する大人たちの姿を
ぜひご覧ください。
※1作目は、2ヶ国語の翻訳字幕がつき、アメリカ上映ツアー成功!
2作目は文部科学省選定映画になりました。
【映画 LIFE TREASURE】
標高3200m
最高気温 40℃
最低気温 -3℃
世界で最も過酷と言われるチリ・アタカマ砂漠
一週間で250kmを走破する極限レース
生まれながらの障害で視野の95%が欠けているメンバー
交通事故に遭いムチウチ&靭帯損傷の状態で挑戦するメンバー
レース開始直後に呼吸困難に陥るメンバー
などを含む ド素人10人で結成されたTEAM A☆H☆O
次々に襲いかかるピンチの連続の中、
チームはしだいに ひとつになっていき
その先で見つける『宝物』のような体験
【映画 LIFE TREASURE 2】
舞台はペルー・イカ砂漠レース
TEAM A☆H☆Oは今までで最大の挫折を味わうことになる。
しかし、そこから立ち上がり
新しい挑戦に向かうメンバー達
100日連続 毎日フルマラソン
&
ニュージーランド山岳250kmレース
挑戦の先には思い描いたままの成功ばかりではなかった。
挫折や失敗、悔しい想い
そこからまた一歩踏み出すことで始まる
新しい希望の物語
監督スペシャル ロングインタビュー
映画 LIFE TREASURE
に込めた想い
TEAM A☆H☆O ゴビ砂漠マラソン挑戦を記念して、
TEAM A☆H☆Oの挑戦を追ったドキュメンタリー映画
『LIFE TREASURE』の監督 小泉まさおに、
映画に込めた想いや、今だからわかる『挑戦する意味』などをインタビューしました。
※インタビュアーは、ニュージーランドレースや、
今回のゴビ砂漠マラソンに挑戦している咲良あきさん。
あき
『LIFE TREASURE』の1作目を撮影することになったきっかけを教えてください!
まさお監督
砂漠やジャングルで行われる250kmの過酷なレースに仲間と挑戦していく中で、
それぞれが人生と向き合う場面があったり、生々しい本音が出る時があったり
自分自身を超えていく瞬間や、仲間と一つになっていく瞬間があったりしました。
もし、これを映画にして、たくさんの人に見てもらうことができたら
誰かの勇気や希望になっていくかもしれない。
映画にしてみたい!っていう思いが、
一緒に挑戦してきた仲間内で湧き上がってきたのがきっかけだったと思います。
あき
映画作りの経験はありましたか?
まさお監督
映画づくりは、全くの未経験でスマホで動画撮った事があるくらい。
制作するお金もないし、どうしたらいいのか?本当に作れるのか?
全くわからない状態のスタートでした。
あき
普通だったら”これはできない”と諦めるような状況。
そのような状況でも、映画作りに挑戦できたのはどうしてですか?
まさお監督
やった事がないことは「できない」かどうかもわからない。
赤ちゃんがハイハイから立ち上がって歩くのに、
「今まで歩けたためしがねぇし、めっちゃ転ぶし、俺歩く才能ないのかも、、、
ムリ!やめだ!やめだっ!俺、ハイハイでいく!」
って感じで「やらない」を選んでいたとしたら街中には、
ハイハイおじさんが溢れているはず。
歩ける人は、少なくとも「できるかどうかわからない」に挑戦して
何度も転びながら不可能を可能にしたから今、歩けていると思うんです。
『できるか?』『できないか?』は、
やってやってやり切った後にはじめてわかること。
いくら考えてもできるかどうかは『わからない』
わからないことを、一生懸命考えていてもしょうがない。
なので僕が大切にしているのは
『やりたいか?』『やりたくないか?』
もし、心が『やりたい!』ってピクッと動いたなら、とにかくやってみよう!
と思います。
やり切ってみて、できないこともあるけど、
思いっきりやり切った先には、
結果がどうあれ、今の自分を超えた自分に必ず出逢える。
本気の挑戦の先には、大切なつながりが生まれたりもしました。
その時には、今は見えない新しい景色が見えているはずなので
その新しい自分で、また、そこから一歩踏み出していけばいいと思うんです。
「よし!普通に考えたらゼッタイムリだけど、だからこそ本気で映画作ってみよう!」
と思って動き出しました。
あき
2作目の『LIFE TREASURE2』を製作することになった経緯を教えてください!
まさお監督
1作目の映画『LIFE TREASURE』は全国ツアー、アメリカ上映ツアーも行われ
たくさんの人に見ていただく事ができて、感動して涙してくれる人や、
一緒に挑戦したい!って言ってくれる人がたくさん現れました。
一緒に挑戦していく仲間が増えていく中で
もう一度、映画づくりをしてみよう!という意見も出てきました。
最初は1作目の映画でやり切った感覚があったし、
同じような映画を作ってもしょうがないし、、
う〜〜〜んって思っていました。
そんな中でも、250kmレースに挑戦する時は、
映画にしたいと思うようなものが撮れたらいいなと思いながら撮影を続けていました。
撮影していく中で1作目とは、全く違う大切なテーマが見えてきました。
これなら、1作目とは全く違った視点から
『人生』の『宝物』を描けるかもしれない。
新しい勇気や希望が届けられるかもしれない!
2作目の映画作りを決めて動いていく中でも
ぼんやりしていたコンセプトがどんどんクッキリ見えるようになっていきました。
あき
映画『LIFE TREASURE』と『LIFE TREASURE2』のコンセプトはなんですか?
まさお監督
簡単に言うと『LIFE TREASURE』は、
仲間と一つになり困難を乗り越えて、
思い描いた理想が現実になるサクセスストーリー。
『LIFE TREASURE2』は
思い描いた理想のために挑戦したものの
思ったとおりにはならず、挫折や失敗を味わいながらも
そこから立ち上がって歩き出すことで見えてくる、
自分の想像を超えた素敵な未来に繋がっていくストーリー。
特に『LIFE TREASURE 2』は、完結した物語という感じになっていなくて
映画に登場する挑戦する人たちの『今』が
新しい希望の物語を創り続けていくようなイメージで作りました。
現在進行形で挑戦する人たちのリアルな物語は、
今回のTEAM A☆H☆Oのゴビ砂漠挑戦へとつながっています。
ぜひゴビ砂漠へ挑戦していく仲間達の報告会で
生の声とエネルギーを体感してみてください!
あき
2作共に実際にレースに参加しながらの撮影でした。
レースを走りながら撮影をしている中で、1番大変だったことは何ですか?
まさお監督
いつもドキュメンタリーの撮影の時に意識しているのは、
その場に『撮影者』(部外者)としてではなく『仲間』として100%そこにいること。
そこにいるのが『同じ挑戦をしている仲間』なのか『部外者』なのか?
によって空気感がちょっと硬くなったり想いがスムーズに出てこなくなったり、
大きく変わっていくと思っています。
映像には、目に見えないその場の空気感も映り込んでいくと思っているので、
そういう部分はとても大事にしています。
楽しい場面や笑顔の場面は、そんなに難しくないのですが、
特にニュージーランドのレースは厳しい現実と向き合う場面や、
挫折や苦しい場面もたくさんあったので
そういう時に、カメラを向けていくのはその人の未来に対する信頼感を持ってないと難しい。
全力で一人一人と向き合って映像に収めていく。
その辺が、楽しみや、やりがいもありつつ大変でもあるところかな〜と思います。
あき
映像編集も初めての経験だったと思いますが、苦労したこと何ですか?
まさお監督
映画の編集は、全然わからなかったのでとにかく手探りで迷いまくりだったんんですが、
たくさんの仲間のサポートのおかげでなんとか形になりました。
1作目の時に、憧れの ひすいこたろうさんが編集現場に来てくれて、
夜通しで最高のアドバイスや感想をくれたおかげで、
映画の大切な柱となる部分が見えてきました。
なんと言っても1作目も2作目も泊まり込みで編集を手伝ってくれた
入江冨美子監督のサポートは言葉にできないくらい素敵でした。
何日も徹夜する限界ギリギリの作業だったのに、
振り返ってみると心の底から楽しい時間だったな〜と思えます。
入江監督のおかげで映画が2000倍くらい進化しました。
仲間と一緒に映画を作り上げた時間も僕にとって大切な宝物になりました。
あき
私も上映会の何日か前から、運営側のお手伝いで事務所に入っていました。
まさお監督が徹夜している姿も、入江冨美子監督が駆けつけてくださって徹夜でサポートしてくださっていた姿もとてもよく覚えています!!
「映画のここを観てほしい!」という、ポイントがあれば教えてください。
まさお監督
映画に登場してくる人たちに自分を重ねて見てもらえたら嬉しいです。
自分がもし、ここに立っていたら、、、
自分がこの人の状況だったら、、、、
きっと自分の心と響きあうような瞬間を感じられると思います。
また、気になった人と直接つながってみるのもオススメです!
SNSでつながって感動を伝えたり、気になることを聞いてみたり、
報告会などに直接会いに行ったり、
人生の宝物になっていくようなご縁が生まれていくと思います。
あき
映画を通して、伝えたいことはありますか?
まさお監督
映画を通して挑戦する大人たちを見て、感じて
今のあなたにとって大切な『宝物』を
ほんのちょっとでも見つけてもらえたら嬉しいです。
あき
まさお監督にとっての「人生の宝物」は何ですか?
まさお監督
LIFE TREASUREというタイトルには実は2つの意味が込められていて、
ひとつは『人生の宝物』
もうひとつは『人生(命)は宝物』
「生まれてきたこと」
「生きていること」
「出逢えたこと」
そんな素敵な奇跡が
とても愛おしくて大切な宝物だな〜と感じています。
© Tanewomakuhito