僕は走ることが嫌いでした
基本移動は車、200m先のコンビニ行くにも車
如何に楽をするかを優先に考え、走ったり歩いたりすることは避けてきました
そんな中、走ってみようかなと思ったきっかけが仲間の挑戦する姿でした
2017年のイカ砂漠マラソンに挑戦。結果はリタイア。
リベンジの心も芽生えたけど、振り返ることによって、「結果ではなく過程が大切」この挑戦はこれで良かった、もうこの手の挑戦は良いと思っていました。
けど翌年、同じようにリタイアした仲間の挑戦する姿、日々変化する姿に心を打たれ、自分が何もしていないことにモヤモヤし始め、僕も100日連続で走る事を安易に決めました、謎のルールで。。。
※謎のルールとは、10km走ることからスタートし、10日事に5km増やす
後先考えず、決めたこのルールが失敗のはじまり
最初は、走れなくても歩けば2時間もあればこなせる距離も、1ヶ月ほど続ければ、走る距離は25kmになります
まじ、考えてなかった自分の思考を責める日々
夜営業が終わって走ると、帰宅は深夜2時ぐらいになる事も度々
頑張って続けるも、周りからの反応も少ないし、体はボロボロ
お店の営業してても、営業時間が終わる頃にはため息の連続
あぁやるんじゃなかったぁ
後悔しながらも呪いのように「自分との約束を守るために」と言い聞かせながら、走り続けていくと40日目あたりから変化が生まれてきたんです
SNSのいいねやコメントの増加
一緒に走ってくれる人
お店に差し入れしてくれる人
マッサージしてくれる人
私も挑戦しますって人が現れてきました
孤独から解放された瞬間
初めてやってて良かった思えた瞬間でした
自分勝手に始めた事で、目の前の人が喜んでくれる
一緒に挑戦してくれる仲間が生まれた
結果を求めるのが早すぎたのかなと、今思えばそう考えることが出来るけど、あの時は本当日々苦痛だったので、この周りの変化が最高の宝物に感じることが出来ました
とは言え、51日目からは35km、91日目からは55km
仕事の合間、朝昼晩と走りながら1日の距離をこなす日々
苦痛でしかない1日だったけど、1日を終えSNSに投稿し、翌朝そこへよせられたコメントを見ると、気持ちが向上し足が前に進みました
単純なことほど続ける事は苦痛に変わるけど、続ける事で生まれる喜びは新しい自分を作り出してくれます
僕は、100日連続で走った事で、あんなに嫌いだった走ることが好きになりました。
嫌いは好きの裏返し。
嫌いを続ける事もまた才能を引き出す方法の一つ「苦手は才能」
好きなことばっかりじゃなく、たまには嫌いなことに目を向けることもおすすめです。
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